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InstagramDM利用

2023年2月24日InstagramDM活用しましょう

以前、連絡手段はLINEからInstagramのDMに変わっていくというブログをアップしました。
この記事が、読まれているので補足で記事をアップします。

※参考記事
連絡アプリはLINEじゃなくてInstagramのDMの時代に?

軽くおさらい

InstagramDMとは?

Instagramロゴ

”DM”とは、ダイレクトメッセージの略。
ユーザー同士で個々にメッセージのやりとりをする機能のことです。一言でいうとInstagram上で、LINEのようなメッセージのやり取りができる機能です。
クローズされているため、他のユーザーにInstagramDMをしていることはわかりません。
フォローしていなくてもDM送信ができるため、DMを解放しているアカウントであれば、気軽にメッセージを送ることができます。
LINEとの違いは、お友達(フォロワー)でなくてもメッセージのやり取りができるところです。
これから益々InstagramDMでのやりとりが増えていくことになると予測されます。

もはやInstagramは連絡ツールのひとつ

東京工科大学の調査によるとInstagram利用率が6年連続で増加しており、そのうち平均38.3%の人が連絡手段としてInstagramDMを利用しているそうです。

ちなみに、性別比は男性が26.1%、女性が57.3%となっており、特に女性の利用率が高いという結果でした。

普段、家族や友人との連絡に使っているもの

普段、家族や友人との連絡に使っているもの男女別

※出典2021年度新入生のSNS利用状況などに関するアンケート、女子では「Instagram」が2位に【東京工科大調査】

特にZ世代の利用率が高いInstagramストーリーズからDMを簡単に送信することができるため、何気ないストーリーズ投稿からリアルな友人とのDMを介しての会話が始まるようです。
また、
電話番号やLINEなどの連絡先を知らない旧友や投稿に興味をもった知らない人から、ダイレクトにメッセージが届くこともZ世代としては、よくある状況のため違和感はないようです。

名前を知らなくても、趣味や好きなものが同じ人と気軽に会話や情報交換ができるため、InstagramDMは軽いコミュニケーションから始まり、頻繁に連絡を取り合う連絡ツールとしての役割が強くなっている傾向があります。

ダイレクトメッセージ(DM)利用者の約55%が消費行動を起こしている

SNSを通じて商品を購入した人

※出典:InstagramのDM利用経験ユーザー、5割強が「DMをきっかけに消費行動」経験/ホットリンク調査

InstagramDMを利用しているユーザーの54.8%の人が、DMをきっかけに商品を購入したり、お店へ行くなどの消費行動を起こしていることがわかっています。
Twitterでの消費行動は、44.4%となっていることから、SNSのDMの活用は企業にとって集客や購買を促すツールになり得るのではないでしょうか。
ただし、ここで注意が必要です。SNSでのクローズドなDMはダークソーシャルと呼ばれており、少々厄介な特性があります。

ダークソーシャルとは?

なぜ、ダークソーシャルと呼ばれているのか?
ユーザー間で、やりとりされているクローズされたInstagramDMからのトラフィックは、計測ができません。
Googleアナリティクスでは「参照元なし」のdirectトラフィックとしてカウントされます。
流入元が追えないため、ユーザーの属性ももちろん不明。
トラフィックが追えず闇の中ということから「ダークソーシャル」と呼ばれているらしいです。

企業としては、DM施策を強化したくても、トラフィックが計測できないことで、施策立案が難しく、また施策の効果が見えないため、難易度が高いツールでもあります。

だからこそ、弊社では運用しているアカウントに届いたDMはすべてリスト化して、属性等の分析に活用しています。

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InstagramDMを非公開にしていませんか?

社内の工数がない。変なDMが来たら面倒。という理由から、InstagramDMの機能を非公開にしている企業も少なくありません。
ただ、InstagramDMは単なるコミュニケーションとしての機能だけではないんです。
Instagramアカウント自体を強化していくためには、InstagramDMの公開は必要不可欠です。

InstagramDM公開のメリット

①ユーザーからのご意見が聞ける

商品やサービスについて、InstagramDMを通して意見を聞くことができます。
なかには耳が痛いような内容もあるかもしれませんが、改善するためには重要なご意見です。
いただいたご意見を真摯に受け止め、DMの返信をしてくださいね。

②Instagramのエンゲージメントがあがる

InstagramDMでのやり取りをすることで、Instagramからユーザーとの親密度が高いアカウントとして評価され、投稿の表示順があがったり、フォロワー外への表示回数が増えたりとフォロワー数の増加につながるシグナルとなります。
このシグナルを考慮したInstagram運用は、アカウントの強化にはとても重要になります。

工数がないなら

DMのチェックや返信をする工数がないなら、まずはクイック返信機能を使ってみるのはいかがでしょうか?
定型文を自動的に返信する機能です。
ビジネスアカウントでしか使えない機能にはなりますが、工数削減をするために利用してみるのもいいと思います。
せっかくユーザーが私信でメッセージを寄せてくれているにも関わらず、何の反応もしないのはファンを減らす要因にもなりかねません。
一次回答としても、リアクションをすることで「無視・スルーされている」というネガティブな心象を持たれることを防ぐことができます。

InstagramDM番外編

企業アカウントでの使用は、かなり限定的になると思いますが、InstagramDMには他の主要メッセージツールにはない機能があります。

※SnapchatやWhatsAppには同様の機能があります。

メッセージが跡形もなく消える??

消えるメッセージモード

InstagramDMには『消えるメッセージモード機能』というものがあります。
メッセージを読んだ後にスレッドを閉じるとメッセージが消えて読めなくなります。メッセージを送られた相手だけではなく、送り主のスレッドからも消える仕組みとなっています。
消えるメッセージモードで送受信したメッセージのやり取りは、次に該当のスレッドを開いたタイミングで削除される仕組みになっています。
仲間内などで、残したくないメッセージの送受信には使える機能ですね。
企業アカウントとして使えるとしたら、インフルエンサーへの商品発送やキャンペーン当選などで個人情報のやり取りする際に、一度確認したら情報が消えればお互い安心ですよね。

次々に新しい機能、しかも痒いところに手が届くような機能追加がされていくため、新しいSNS媒体が誕生してもInstagramはユーザー数を増加させており、且つ毎日数回のログインをするアクティブユーザー数すらも増やしている要因なのではないでしょうか。

まとめ

以前のInstagramは、煌びやかな映え写真を投稿して共感を得るプラットフォームという位置付けでした。そのため、地味な商品やサービスではなかなか認知しづらく企業アカウントではマッチせず運用を避けられていた傾向がありました。
しかし、現在ではGoogleの検索エンジンやLINEなどのメッセージツールの代替えする機能が備わっており、年齢や性別・投稿するしないを問わず多くの方がアカウントをもっています。また、投稿はしないけどログインは1日に数回するという方も増えてきました。
多くの方にファンになってもらえるようアカウントを活性化させるため、投稿だけではなくInstagramDMもしっかりと活用していきましょう。

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