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2023年2月10日2023年リリースの最新SNS「Bondee」を使ってみたら

「これから先も新しいSNSって出るのかな?」とぼんやり考えていた年末からわずか1ヶ月。

新たなSNS「Bondee」(ボンディー)がリリースされた。

Bondeeを開始したことをInstagramのストーリーズ上で報告する、Clubhouseリリース時に見たムーブメントが視界に入ってくる頻度がグッと増えたことから、流行になりつつあることは感じていた。
実際に、1月31日に複数の地域でGoogle Play、App Storeともに無料アプリランキングで首位を獲得していることを見ると、人気は数値的にも間違いないのだろう。

ダウンロードして使用してみた。

そもそも「Bondee」ってなに?

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそもBondeeとはなんなのか。

メタバース上で顔や洋服を設定したアバターを作成し、友達と交流することがメインとなる本アプリ。
メッセージをやり取りする機能もあれば、ステータス機能で一言状況をつぶやく機能もある。

感覚的にSnapchatの自在に顔を作り込めるアバター機能、Twitterのツイート機能を兼ね備えたイメージ。

そこにさまざまな機能が追加され、仮想現実で友人と交流ができる次世代のメタバースSNSといったところだ。

Instagramと違う点

 

 

 

 

 

 

 

 

前述の通り、アバターやテキスト投稿はSnapchatやTwitterに似たような要素はあるものの、写真の投稿については、Instagramの投稿機能と大きく異なる点がある。

それは、写真や動画の投稿は過去24時間以内に撮影されたものだけであること。

 

Instagramではフィード投稿、ストーリーズ投稿ともに、過去に撮影したものをカメラフォルダから選んでアップできるが、Bondeeでは過去のものといっても24時間以内の撮影という縛りがある。

選択した写真にはテキスト加工ができるため、ステータス機能を用いてアップすれば、Instagramのストーリーズのような使い方ができる。

仮想現実にフォーカスしている特徴から、リアルタイムの投稿に限られる点が大きな違いだろう。

 

新リリースされた「スペース機能」

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに、1月18日には、スペース機能が新リリース。

自分の部屋を自由にカスタマイズでき、アバター以外にも自分の好みを反映することが可能になった。
そして、友だちが作ったスペースに足を運べるため、交流の幅が広がった。

アバターの作成と部屋を思い思いにカスタマイズできるという特徴は、世代的に10年ほど前に流行した「Amebaピグ」、最近だと「どうぶつの森」に近いものを感じた。

実際にBondeeを使っている友人の中には、遠方に住んでいてなかなか会えない複数の友人らと、ひとりの部屋に複数人で集まり、仮想空間内でシェアハウスするような使い方をしていた。
且つ「今から仕事行ってくる〜」といった今の状況をステータス機能でリアルタイムに更新することで、離れていてもお互いの今を知ることができる。

だいぶ緩和されたとは言え、コロナ情勢で未だに遠方にいる友人には会いづらい今、仮想現実のSNSでのコミュニケーションは時代にマッチしているなーと思う。

 

「航海」で仮想現実を旅しよう

 

 

 

 

 

 

 

 

同じくスペース機能と同時にリリースされた機能が「航海」だ。

アバターが船に乗り、海を旅する機能。
お宝アイテムをゲットできるほか、景色の変化や鳥や魚などの生き物の出現、新しい島の発見など、ゲームに近い要素が詰まっている。

航海している中で友だちと遭遇すると、一緒に船を進めることもできるため、スペース機能とはまた違ったコミュニティの楽しみ方ができる。

お宝アイテムは週ごとに変わるようになっており、手に入れたアイテムはファッションとしてアバターに使用できるほか、部屋に設置することも。

また、メッセージボトルという機能がある。
メッセージを書き込んで、海に流して他のユーザーに贈ることもできれば、同様に他のユーザーからのメッセージを受け取れる。
ランダムで他のユーザーに流れていくため、全く知らないユーザーと友だちになることもできる。

航海の機能は今後Bondeeのメイン機能となりそうだ。

 

まとめ

一昨年、Clubehouseが流行ったタイミングで、今後のSNSは音声型が主流になっていくように思えたが、ここに来て仮想現実がSNSに参入。

新しいムーブメントの到来はいつになってもわくわくする。

 

しかし、友人によっては早速放置して全然使い込んでいない人も散見されるように。

TwitterやInstagramの放置と違って、Bondeeのようなアバター型のSNSは放置すると、放置度合いがアバターに反映されるので、どこか寂しい。

Clubhouseが、流行の初速に比例して離れるまでの期間も速かったのと同じように、飽きられない要素が大事になるのではないかと感じた。

 

ただ、Bondeeリリースのタイミングで「SNSの数が多くて使いこなせない」「もうやる気が起きない」といった声が聞こえたが、SNSは実際に使ってみることで、それぞれの特徴に大きな違いがあることが分かるからおもしろい。

数が増える分、個人も企業も最も自分にマッチしたSNSの選び方ができるようになるのではないかと感じる。

 

株式会社nauraa

 

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