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2022年7月29日【マーケター必見】Instagram運用あるある Vol.1
Webマーケターの方で、自社のInstagramの運用をされている方、
もしくはこれから運用を開始したいという方も多いのではないでしょうか?
スマホが普及した現在、InstagramをはじめとしたSNSは、私たちの生活と切っても切れない存在であり、
企業においても公式アカウントがない・魅力的ではない・休眠中だと大きな機会損失になってしまいます。
今回の記事では、自社のアカウントをはじめ、これまで他社さんから運用代行依頼を受けてきた経験から、Instagram運用のあるあるをお話いたします。
■Instagram運用の社内承認が取れない!
「これからはInstagramで集客する時代だからSEO集客と2軸でやって行かなくては!」
と考え、当時の上司に承認をとりにいった時に最初に言われた一言は「費用対効果は?」でした。
Instagramをやっていない上司であれば、当然の反応ですよね。
今ほど、Instagramの集客に力を入れている企業は少なく、Instagramでの成功事例を公表している企業もなかったため、承認をもらいスタートするまでにかなり時間がかかりました。
Instagram運用は、
「工数がどのくらいかかるのか」
「ゴールの設定が難しい」
という理由から、費用対効果をどこで計測することが正しいのか悩むポイントです。
Instagram運用に関しては、売上を増やすまでに、
①認知される
②共感される
③ファンになってもらう
この3ステップが出来上がらないと、売上には直結しません。
どう説得するか…
まず交渉材料として出した資料は、
1.Instagramの市場調査
↪︎ネットを探せばいくらでもあります。
2.競合のInstagram運用状況
↪︎「他ではもうこんなことをしています!」という説得材料になります。
3.Instagramを運用した場合の予測値
↪︎リスティングやディスプレイ広告の実績を元に算出しました。
この3つを提案しましたが、実際に刺さったのかは、実はよく分からず。
そこで、Google広告の一部の予算をInstagram広告に回して運用してみて、その数値状況でInstagramアカウント運用を始めるかを決めることになりました。
■運用開始後、抑えておくべきポイント
その当時、競合はほとんどInstagram広告を出稿していなかったため、獲得単価を抑えて集客ができました!
そして、広告を始めて数ヶ月後に「Instagram運用もテストで開始してみよう」と話がまとまり、運用開始に至ります。
「Instagramをやりたい!!」と思ってスタートするまで、その期間、実に半年以上……
ただ、内製化を始めると想定外に工数がかかります。
決めたスケジュール通りに投稿ができずに予定日から後ろ倒しになったり、クリエイティブの品質が落ちたりしたため、一部を外部の会社へ委託することにしました。
企画やサービス紹介など、投稿したい内容は即出てくるのですが、やはりPDCAを回すためのレポートや運用方針については、疎かになって来ます。
そのため、何が既存フォロワーにとって刺さる投稿なのか、まだサービスを知らない新規フォロワーへどうアプローチするべきかがわからず、アカウントの効果はなかなか上がりません。
しっかり、アカウント状況をレポーティングをしてもらい
・フォロワーの属性
・フォロワーの好み
・ハッシュタグの傾向
・類似アカウントの動向を分析
上記を抑えたうえで、一緒に翌月の方針を検討していくと、効果がみるみる上がってきました。
『何となく』の感覚でのInstagramアカウント運用は、あまりおすすめしません!!
最近は、Instagramユーザの目もどんどん肥えてきているため、日記や広告のような投稿では、誰も見てくれませんし、反応もしてもらえません。
やはり、フォロワーに対し有益な情報をしっかりと伝えられているのか?
のコンテンツが大事になってきます。
最近では、Instagramの必要性を感じない上司はいないと思いますが、しっかりと予算を投下してもらえるように説得は必要になりますよね。
あとは、自社でできる範囲はどこまでか。をしっかりと把握し、アカウントを止めてしまうくらいであれば、外部の会社へ依頼することを考えるのもおすすめです。
その他、運用していくうえでの「あるある」はたくさんありますので、
それはまた次回の記事でご紹介いたします♪
最後までお読みいただきありがとうございました!
株式会社nauraa